ロサンゼルス留学コラム
Compton- コンプトン
LA国際空港LAXから車で約15分~30分。ギャングが多く、地元の人も近づかない危険エリア。犯罪が多いエリアで、この地域をモデルにした映画もあります。
Inglewood- イングルウッド
LA国際空港LAXから車で約10分。こちらもギャングが多く、用が無ければ行かない地域です。近年はロサンゼルスオリンピックに向けて開発が進んでおり、少し前に比べると治安の悪さは緩和していますが、それでも気を付けた方が良いエリアとされています。
Skid Row- スキッドロウ
LAダウンタウン、ファッションディストリクトとリトルトーキョーに挟まれた小さな区域。ホームレスが多く、街にテントがあふれています。
ゴミが沢山落ちている
道路や街中に落ちているごみが多い…これはとても簡単に危険地域を察せられる良い目安です。高級住宅街や、治安の良いとされるエリアにゴミが沢山落ちてる、という事はあまりありません。
古い・汚い車が多い
日本では車検があるので走っている車はとても綺麗ですよね。アメリカでは車検というものがないので、日本ではまず見かけないようなボロボロの車が走っているのもよく見かけます。特に古くて汚い車が多く駐車してある場合、低所得者が多い地域=治安はあまり良くない、と認識しましょう。
ホームレスが多い
ホームレスまたはテントが多い地域には近づかないようにしましょう。ホームレスのなかにはドラッグ中毒で街中で叫んでいる人、他人に危害を加えようとする人など予測不能な行動をする人もいます。
多く頂くこの質問ですが、危険な地域は本当に一部です。もちろん日本ではないので、気を付けるべき所はありますが、普通に生活をしていればそこまで危険な目に合う事はないでしょう。上記の危険と言われている場所に自ら近づいたり、夜一人でふらふら出歩いていれば危険な目に合うかもしれませんが、そんな事をする人は滅多にいませんよね。最近はUberやLyftなどの配車アプリもあるので、安心です。筆者もLAに何年も住んでいますが、今の所は何事もなく過ごしています。
留学する際、日本を離れて暮らすにあたり、やはり気を付けなければならない点もあります。基本的な事ですが、自分の身は自分で守るのがアメリカ、安全をお金で買うのもアメリカです。良くも悪くも自己責任という概念が強い国なのです。
鞄のチャックは必ずしめる
開いているとパッと手を入れて物を盗まれる事もあります。
できるだけリュックや斜め掛けなどの鞄を持ち歩く
普通に生活する分ではそんなに危険な目に合う事もないですが、バスを待っている最中に手持ちの鞄を無理やり取られた、なんて事もありえます。
夜一人で出歩かない
日本では夜に出歩く事もあるでしょう、特に繁華街等は人も多く一人で歩いてもそんなに危険を感じる事もないと思います。しかしロサンゼルスでは夜に出歩く人をあまり見かけません。みんなUberやLyftという乗車アプリで車を呼び、家から目的地、目的地から家まで車で直接向かいます。夜間のバスも乗っている客層は良くないので、避けた方が無難でしょう。
大金を持ち歩かない
アメリカはカード社会、水1本買うのもカードで買う人がいます。持ち歩くのであれば現金は$30以下でも事足りる事がほとんどです。カードの場合、盗難や紛失してもカード会社に連絡し、すぐにカード利用を停止してくれます。万が一カードがなく現金のみで生活する場合、全てまとめて持ち歩くのではなく、小分けにしておくと良いでしょう。
警察・救急車を呼ぶなら911
緊急で助けが必要な時、警察や救急車が必要な時は911にかけましょう。日本は救急車を無料で呼べますが、アメリカでは後から請求が届くのでご注意!
配車アプリ
ロサンゼルスは広大で移動も多いです。特に夜道は出歩くのはやめた方が良いでしょう。そんな時に好かって頂きたいのがUberやLyftの配車アプリ。自分の今いる位置から目的地まで、歩かずに行けるのが便利です。ロス現地の人も皆使っているので、アプリのダウンロードは必須ですね。
Googleマップ
日本でも使われている人が多いと思います。ロサンゼルスで電車やバスを使うとき、あまり時間通りに来ない事もあります。公共交通機関の遅延や、目的地までの所要時間、ルートももちろん詳しく調べられるのが便利です。特にLAは渋滞が多い都市です。渋滞時の所要時間や、どのエリアが混んでいるかを随時確認できます。
銀行のATM以外でカードを使わない
コンビニやガソリンスタンドには、ATMが設置してあります。ここではカード番号を読み取られたりする事もあるようなので、なるべく銀行のATMでお金は引き出すようにしましょう。スーパーマーケットやドラッグストアで買い物をすると、会計時キャッシュバックをする事もできます。そういったときにお金を引き出すのも良いですね。
いかかがでしたか?今回はロサンゼルスの治安にフォーカスした記事ですが、これはアメリカに留学する際、どこの土地でもいえる事だと思います。安心して楽しい留学生活を送る為に、自分でできる事や情報収集はしておいた方がベターでしょう。